ライター応募でやっていいこと悪いこと

小さな編プロやホームページ制作会社で
ライターを募集しているところは多いと思います。

そこで、このブログでは、外部ライターとして、応募の際にやって良いこと悪いことをお伝えします。

1)直接電話をかけない


各社とも募集要項のページがあり
そこには応募方法が書いてあります。

ライター募集の場合、
メールでの応募がほとんどでしょう。


理由は2つあります。

一つは、電話で時間を取られるのが嫌だから。

営業電話が嫌がられるのと同じ理由ですね。


電話を取る相手側の状況を考えずに電話してしまう人は
その時点でアウトです。


もう一つは、ライターとしての力量を見たいから。

ライターという職業柄
メール文や過去の作品例(掲載記事など)で
相手に興味をもってもらうのが重要ポイント。


私の場合は、メール文で
連絡を取るかどうか判断させてもらっています。


いくら電話で営業されても

しゃべりが上手=プロとして使える文章が書ける
ではないので、評価の対象にはならないです。

2)写真がない

ランサーズなどで仕事を受注する際にも言えますが
顔が見えない人とは仕事をしたくないです。

ペンネームはもちろんOKですが
原稿料の支払いや、支払調書を作成する際に
本名は必要になります。


取材にしろ執筆にしろ
大切なクライアントの仕事を
お任せするわけですから
応募用の写真ぐらいは撮っておきましょう。

本名+写真での自己PRは必須です。

3)自己紹介サイトがない

サイト制作は苦手……という人でも
今は無料で作ることができるサービスはたくさんあります。


ブログでもいいので、
自己紹介用のサイトぐらいは作っておきましょう。

過去作品も、バラバラのファイルで送らないで

「実績と過去の掲載記事はここを見てください」と
自身のサイトURLを送るほうがスマートです。


どうしても外に出せない記事の場合は
作品をまとめてデータ便で送るのもありですね。


それも一つずつダウンロードさせるのではなく
フォルダにまとめてダウンロードできるようにしておきましょう。

4)応募メールがいかにもコピペ

どの企業にも同じ文章で出しているなと
すぐに見破られるメールはやめましょう。

少なくとも、
志望動機やどんなところで相手のお役に立ちたいか
などは企業別に書き分けるべき。

いくら丁寧な応募メールでも
画一的な内容では、ポートフォリオすら見てもらえません。


5)ブログやSNSがマイナスイメージ

ライター応募では、送ってきた資料以外にも
ブログやSNSをチェックすることがあります。

何を見るかというと
ずばり「人柄」ですね。


ネガティブ記事ばかりのブログを読んで
「この人に仕事を任せたい!と
思う人はいないです。

また、遊びまくっているSNS投稿ばかりだと
「この人に仕事を任せて大丈夫?」
と不安になります。


ネット上にプライベートもアップしたいなら
仕事用としっかり分けたほうがいいですね。

6)提案してみる

以前、物語ライティングのライターに応募してくださった中に
「御社のために、自分はこういうことができます」
と、提案メールを送ってくれた人がいます。

費用対効果が見込めそうだったので
そのままお願いすることに。


これ、やり方を間違えると
アイデアだけ教えてしまうことになるので
注意が必要ですが、


応募先の事業内容を把握したうえでの提案ですから
好印象を与えます。


独りよがりの提案ではなく、
第三者目線でヒント・気づきをくれる人は
誰にでも好かれますからね。


以上のことは
Webデザイナーやカメラマン、イラストレーター
などにも当てはまります。

まとめ


フリーランスで仕事を受注するには
相手を思いやる気持ちが重要ということ。


読み手に役立つ文章が書ける人、
そして読み手の心を動かす文章が書ける人は

この基本ができているんですよね。


これから応募メールを送るライターさんの
参考になれば幸いです。