ライター応募に必要なのはエッセイじゃなくて事例

ライター応募には事例が必須!

ライターとして独立するとき
最低限必要なものといえば
PC、名刺、ホームページです。

PCと名刺は、すぐにそろえられるでしょう。

でも、自身のホームページとなると
案外何を書いていいか迷うのでは?

物語ライティングのライター応募で
私がまず見るのは、自己紹介とその人の作品集です。

以前、こんな仕事をしました
という事例を読まないと文章力の判断ができないからです。

今は、ライター募集のハードルを高くしているので
初心者からの応募はありませんが
以前、こういう応募者がたくさんいました。

「事例はないのですが、ブログを書いているの
それを読んでください」

見ると、そのブログにはエッセイが並んでいます。

決して文章がダメダメなわけではないんですが
「私はこう思う」という主観的な文章は
残念ながら判断基準にはなりません。

フリーランスのライターで
自由にエッセイを書いて稼げる人は
ほぼいないでしょう。

エッセイから、そのライターの人柄や思想は
読み取れますが、仕事ができるかというと
そうでもないんです。

駆け出しのライターさんは
仕事が少なく、時間を持て余していると思います。

そんなときは、ブログやHPに
好きなことをダラダラ書くのではなく
ぜひ取材記事を書いてみてください。

事例がなかったら自分で作ればいいんです。

「でも誰を取材すればいいの?」という方、
周りを見てくださいな。

会社勤めの友人
自営業の友人
小さな会社の社長さん

いつも行くお店の店長さんだっていいんです。

「取材して紹介文を書かせてください」

「ライティング事例を作りたいので
モニターになってください」

と頼めば断る人はいないでしょう。

「でも、どう書けばいいの?」という方、

ネットに上がっている
取材記事を参考にしてください。

例えば、秋から冬に向けて増えてくるのが
求人サイトのライティングです。

・社長メッセージ
・先輩社員の声
・仕事の魅力

など、取材して書く記事が多いですよね。

自身のホームページに
こういった取材記事を掲載しておけば
選んでもらいやすくなりますよ。

ライター応募の際、ただ

「御社のライティングをやらせてください」
「駆け出しですが、やる気は人一倍あります」

と、意気込みだけ伝えても仕事はやってきません。

思ったことを好きに書くのは誰だってできるんです。
でも、必要とされているのはそれじゃない。

プロとしての取材力、ライティング力を
磨く努力をしてくださいね。